オタクの妄想
オリエンテーション当日。
ついにこの日がやってきた。
(楽しみだなぁ)
そう思いながらバスに乗り、宿についた。
バスを降りると、みんなは自分の荷物をもって部屋に行き、係の仕事の準備に向かった。
私は、光村くんを呼びに向かった。
光村くんは友達と話していて、声をかけようか迷っていたとき、後ろから声をかけられた。
朝宮くんだ。
「どうしたの?」
と、朝宮くんが言った。
私は、状況を朝宮くんに伝えると、
「俺も同じ係だから、伝えてきてあげるよ 」
そう言って、光村くんを呼びに行ってくれた。
(助かったぁ )
そう思いながら自分も準備に向かった。