オタクの妄想
次の日
朝食を食べ、帰る準備を始めた。
みんなバスに乗ると、起きるのが早かったせいか、眠ってしまった。
でも、私は寝られなかった。なぜなら、隣に
光村くんが座っているからだ。
光村くんはイヤホンを付けて眠っている。
(なに聞いてるんだろう……)
そう思いながら外を眺めていると、光村くんの手からスマホが落ちた。
光村くんは、慌ててスマホを拾い、また、眠ってしまった。
私は、また、外を眺めていると、どこからか音楽が聞こえる。
光村くんのイヤホンからだ。
音量を上げすぎてしまったのだろう。
(ん?なんか聞いたことあるかも )
自分かいつも聴いている曲だった。
私は、光村くんが同じ曲を聴いていることに驚いたが、少しだけ、嬉しい気持ちになった。
END
読んで頂きありがとうございます!m(*_ _)m