世界で1人、私は私を隠した。

だけど、どうして何の為にこんな所に居るかなんて分からない













ただ言えることはひとつ、夜が何度も訪れたという事









何日も前から何も食べていない















そもそも、そんな食べる気力すらない





















私はこのまま死ぬのか。










そう思うと嬉しい













……はずなのに、どうしてか頬に生暖かい雫が垂れてくる


















ずっと願っていたこと。




それが訪れるのにどうして、どうして





───────────────私は泣いているの?








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