黒い影



龍斗は私の手を握り直すと
視線を合わせてくれて真剣な顔をした







龍斗「汚れてるなんて言うな
そんなこと思ってもない

俺は彩花が好きだ
付き合った時から信用してる

今は恐怖で頭がいっぱいだと思う…
早く忘れさせてやりたいよ
思い出して怖くなった時も
気分転換したい時も俺に頼れ


俺はあいつらとは違う
彩花を裏切ったりもしない」




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