黒い影



また歩き始めると
次は足音が少し聞こえてきた


でも怖くて、後ろを見ることができない……

足早で歩いても着いてくる足音……


私は慌てて直哉に電話をした



直哉「もしもーし
どうしたの?」


彩花「なんかあと着けられてて…
どうしよ……」


直哉「え?今迎え行く
いつもの帰り道?」


彩花「うん…まだ駅を出たばっかで…」



< 26 / 239 >

この作品をシェア

pagetop