明日はきっと、晴れ。
みんなでワイワイしていると懐かしいこの人が帰ってきた。
「騒がしいですねこの倉庫」
「ほんとに。少しは落ち着けよな」
そう言って入ってきたのは一くんと新くん。
「え!2人とも!お帰りなさい!」
そう言ってわたしに抱きついてきてる男たちを振り解いて
急いで2人に駆け寄ると
2人して嬉しそうに目を細めて、わたしの頭を撫でてくれた。
「ただいま、麗さん」
「ただいま、麗」
2人にぎゅっと抱きつくと
2人は顔を赤らめてありがとう、と言ってくれた。
しばらく再開をお祝いして、
それから幹部室にやってきた。
「あいつらについて大事な話がある」
そう切り出したのは一くんで、
その瞬間、倉庫中がピリついた。
その瞬間、ふらふら、と
自分が立っているのか、座っているのかわからない状況になり、
視界が真っ黒になって、モノクロになった。