砂の世界のハクロ
 私はいつもの如く、祈った。『異世界に行きたい』とそして、睡眠に入った。いつもの変わらない日常、面倒くさがりで夢見がちな私、明日も変わらない日常なんだろうな─
 いつもの眩しい日差しで起きると、
「マジすか…」
白い彫刻がきれいな神殿のようなところにいた。
「…よっしゃー!」
思わず、感激の声をあげる。
私の部屋は少なくともこんなきれいな場所ではない、異世界だ!と悟った私は、早速外に続くで口を探し求めた。
「えっと…広すぎない?」
正面に見える廊下に向かって歩きだして五キロほど歩き、そう思った。
「私デブだから流石に疲れるよ?」
とかブツブツ言いながらまた五キロほどまた歩く、
「あっ今まで見た中で一番大きな扉だ!」
廊下を歩く中で、右左に扉だらけだったが、明らかに他と違う大きな扉、
「でも、どうやって開けるんだろう?」
扉は大きくとても私が開けられるようなものではない、と思ってとりあえず扉に手を置く、すると…
ゴゴゴ…
「わっ…えっ?」
扉がひとりでに空いた。
外の景色が見え、私は呆然とした。
「えっ砂?」
外は一面砂ヤシの木や水場はあるのだが、砂が私の目についた。
「えっ、まさかの砂漠に転移?」
暑かったのでとりあえず、神殿に戻る。
「どうしよう、砂漠、えっどうしよう」
私は神殿探検をすることにする。
扉をあけて部屋を見るという作業、足は何故か疲れてる感じがしない、
そしてたくさんの本がある部屋を見つけた。
「おー、本だ」
私は、その部屋に入り、文字を見た。
「よかった…日本語だ」
文字は異世界語とかではなく、日本語だった。
そこで私は、ある本棚が目につく、
『魔法書』…
「魔法!」
魔法書ときたら読むしかない、そう思い、そこにあった本からその他の本をすべて読むことにした。
まず、この世界の名は『サンド・ラズ・ミドル』、そしてこの世界には魔法があり、みんな何かしらの魔法が使えるらしい、魔法書を読んで全部できました。
この世界、全属性はとても珍しいものであり、国宝扱いらしい、
属性は基本が
火、水、砂、風、で
希少属性が
闇、光があるらしい、流石砂の世界土じゃなくて砂なんだね、ちなみに、精霊もいる。
精霊はさっき言った属性の六属性の精霊王がいる。
そして、水の属性は必ずみんな使えるらしい、そりゃ砂の世界で水使えなかったら困る、それからここでは、前の名を捨てハクロと名乗ることにした。今のところ誰にもあってないけど、…

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