ストロベリーバニラのキス ひねくれた純愛(おまけの小話・その2)
その時、
教授は目を閉じたまま質問した。

「他に注意事項はあるのか?」

まったく、まったく
教授は面白い。

もう、だめだ!!

「ククク・・ハハハハァ・・」
俺は笑いをこらえきれなかった。

教授が片目をあけ、俺を見た。
「なんだ、しないのか・・」

「いやいや・・しますから」

と言っても、笑いのツボに、
はまって、それどころではない。

教授はアイスクリームを、また
なめ始めた。

「緊張して損した。
ちゃんと注意事項と事前告知を
しなさい」
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