love Melody

颯先生は私の部屋から出ていった。



どうしよう。颯先生がこうなってしまったら、ナースステーションに行って直接謝りにいかないといけない。




はぁ。行くか!



ベットから降りようとした瞬間、千花が起き上がった。



「希夜!どんまい。」




「聞いてたの!?」



「起きたら颯先生怒ってたから寝てるふりしてた。」




「ねーー!どうしよう!私颯先生に殺されるかもしれない!」




「それはないよー、颯先生、希夜が起きるまでずっと近くにいたよ。」




「えっ!颯先生が?」




ちょっと嬉しいかもしれない。




って、今はそんなことより早く謝りに行かなきゃ!
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