強面カイくんの、行き過ぎる溺愛
結理は快李にキスをしながら、不器用に服を脱がす。
そして身体にキスを降らせた。
必死で吸い付いて、キスマークをつける。
昨日、結理に会いに来た女性社員。
実は以前にも、結理の勤めるイタ飯店に来たことがあるのだ。
快李の妻が誰かを確認に来ていたのだ。
「見て!あの人よ!」
「へぇー、意外に大したことないじゃん!」
「確かに!」
「社長の奥さんだから、もっと美人かと思ったら普通の女って感じ!」
「綺麗でもなく、不細工でもなく……みたいな(笑)」
「まぁー可愛い方なんじゃない(笑)?」
悔しかった━━━━━━
言い返せない自分が。
いくら快李が“可愛い”と言ってくれても、自信なんかもてるわけがない。
結理は、快李の身体にキスマークをつけながら涙が溢れていた。
快李の身体に、結理の涙が落ちる。
「ユウちゃん」
「ん?今、黙ってて!カイくんを愛し中なの。
今、気持ちよくしてあげるからね」
結理の口唇が、下に落ちていく。
「ユウちゃん!」
「………」
「ユウ!!」
ギシッとベッドが大きく軋んで、二人の体勢が逆になる。
「………」
「どうして、泣いてるの?」
快李が結理の目元を優しく拭いながら、問いかける。
「カイくんのこと、大好きだから」
結理は真っ直ぐ快李を見上げ言った。
「違うよね?僕のことが大好きで泣いてたら、そんな顔をしない。
悲しそうだよ?
誰を思って泣いてるの?
ユウの頭の中には、誰がいるの?」
「私が想ってるのは、昔からカイくんだけ!
私の方が先にカイくんのこと好きになったくらいなんだから!」
「そうじゃねぇよ!!!
ユウは今、何を考えて泣いてんのかって聞いてんの!!!」
二人の苦しい声が、ベッドルームに響く。
「私は、カイくんの奥さんに相応しくないの」
「どうして、そんな悲しいこと言うんだよ!?」
「不安なの!!カイくんの会社には、綺麗な社員さんが沢山いるよね?
だから、ふとした時にカイくんが取られるんじゃないかって!!」
「ユウは、俺の愛情がわからないのかよ!?」
「そうじゃないよ?」
「俺は!!顔でユウを選んだんじゃない!!
ユウが初めてなんだ!
俺を容姿で判断せず、ちゃんと面と向かって心を見ようとしてくれた人は……ユウだけなんだよ!!
だから俺は、ユウの為に生きていこうと決めた。
ユウに俺の人生を捧げることに何の不満もない。
ユウの為なら、何でも出きる。
例えそれが犯罪でも、喜んで犯してやる!!」
今度は快李が泣いていた。
カイくんが、私の為に泣いている━━━━
「ごめんね…カイくん……ごめんなさい!ごめんね…ごめん……」
「ユウがわからないなら、身体に刻み込むしかない。
右手、動かなくなってもいいよな?
大丈夫。俺がいる。
俺が喜んで世話してやるから、やっぱり今日は抱かせて!!」
結理は一晩中、快李の狂おしい愛情をその小さな身体に刻み込むのだった。
そして身体にキスを降らせた。
必死で吸い付いて、キスマークをつける。
昨日、結理に会いに来た女性社員。
実は以前にも、結理の勤めるイタ飯店に来たことがあるのだ。
快李の妻が誰かを確認に来ていたのだ。
「見て!あの人よ!」
「へぇー、意外に大したことないじゃん!」
「確かに!」
「社長の奥さんだから、もっと美人かと思ったら普通の女って感じ!」
「綺麗でもなく、不細工でもなく……みたいな(笑)」
「まぁー可愛い方なんじゃない(笑)?」
悔しかった━━━━━━
言い返せない自分が。
いくら快李が“可愛い”と言ってくれても、自信なんかもてるわけがない。
結理は、快李の身体にキスマークをつけながら涙が溢れていた。
快李の身体に、結理の涙が落ちる。
「ユウちゃん」
「ん?今、黙ってて!カイくんを愛し中なの。
今、気持ちよくしてあげるからね」
結理の口唇が、下に落ちていく。
「ユウちゃん!」
「………」
「ユウ!!」
ギシッとベッドが大きく軋んで、二人の体勢が逆になる。
「………」
「どうして、泣いてるの?」
快李が結理の目元を優しく拭いながら、問いかける。
「カイくんのこと、大好きだから」
結理は真っ直ぐ快李を見上げ言った。
「違うよね?僕のことが大好きで泣いてたら、そんな顔をしない。
悲しそうだよ?
誰を思って泣いてるの?
ユウの頭の中には、誰がいるの?」
「私が想ってるのは、昔からカイくんだけ!
私の方が先にカイくんのこと好きになったくらいなんだから!」
「そうじゃねぇよ!!!
ユウは今、何を考えて泣いてんのかって聞いてんの!!!」
二人の苦しい声が、ベッドルームに響く。
「私は、カイくんの奥さんに相応しくないの」
「どうして、そんな悲しいこと言うんだよ!?」
「不安なの!!カイくんの会社には、綺麗な社員さんが沢山いるよね?
だから、ふとした時にカイくんが取られるんじゃないかって!!」
「ユウは、俺の愛情がわからないのかよ!?」
「そうじゃないよ?」
「俺は!!顔でユウを選んだんじゃない!!
ユウが初めてなんだ!
俺を容姿で判断せず、ちゃんと面と向かって心を見ようとしてくれた人は……ユウだけなんだよ!!
だから俺は、ユウの為に生きていこうと決めた。
ユウに俺の人生を捧げることに何の不満もない。
ユウの為なら、何でも出きる。
例えそれが犯罪でも、喜んで犯してやる!!」
今度は快李が泣いていた。
カイくんが、私の為に泣いている━━━━
「ごめんね…カイくん……ごめんなさい!ごめんね…ごめん……」
「ユウがわからないなら、身体に刻み込むしかない。
右手、動かなくなってもいいよな?
大丈夫。俺がいる。
俺が喜んで世話してやるから、やっぱり今日は抱かせて!!」
結理は一晩中、快李の狂おしい愛情をその小さな身体に刻み込むのだった。