笑顔でありがとう
「何言ってるの?まだ手に入れてないじゃん!伝えなかったら一生後悔すると思うなぁ」私の心の中、そのまま鏡に映したみたいに
彼女の言う事がチクリと突き刺さった。何だか、一気に鼓動が高鳴った。
「ほら、手紙書きな!渡してあげるから。」なんて心強い友達なんだろう、彼女が居なかったら、今の私はきっとなかった。。。。。『ありがとう!でも今度は自分で渡す。これで最後にするから』心の準備は出来た。あとは一歩踏み出すだけ。五時限目の授業は自習今しかない!って思った。誰がくれたチャンスなのか?私にとって一番の縁結びの神様はいつも傍に居てくれてたのかもしれない。
あの人の教室の前。様子を見ながら通り過ぎる私。
あの人の席は廊下側の一番後ろ。その日は暑いせいか教室の扉が全開だった。
恐いくらいのタイミングと運のよさ。まるでドラマのワンシーンみたいなシチュエーション。私は恐る恐る扉に近づいた。呼んでもないのに、こっちに気付いたあの人。一瞬、心臓が止まりそうだった。目が合った瞬間、逃げ出そうともした。私は彼だけに聞こえる声で耳打ちした。
『これ、読んでください』日に焼けた手が私の手紙を受け取ってくれた!
彼女の言う事がチクリと突き刺さった。何だか、一気に鼓動が高鳴った。
「ほら、手紙書きな!渡してあげるから。」なんて心強い友達なんだろう、彼女が居なかったら、今の私はきっとなかった。。。。。『ありがとう!でも今度は自分で渡す。これで最後にするから』心の準備は出来た。あとは一歩踏み出すだけ。五時限目の授業は自習今しかない!って思った。誰がくれたチャンスなのか?私にとって一番の縁結びの神様はいつも傍に居てくれてたのかもしれない。
あの人の教室の前。様子を見ながら通り過ぎる私。
あの人の席は廊下側の一番後ろ。その日は暑いせいか教室の扉が全開だった。
恐いくらいのタイミングと運のよさ。まるでドラマのワンシーンみたいなシチュエーション。私は恐る恐る扉に近づいた。呼んでもないのに、こっちに気付いたあの人。一瞬、心臓が止まりそうだった。目が合った瞬間、逃げ出そうともした。私は彼だけに聞こえる声で耳打ちした。
『これ、読んでください』日に焼けた手が私の手紙を受け取ってくれた!