双子ママになったら、エリート心臓外科医の最愛に包まれました
そして帰国後、柚希に会いに行こうとした矢先、思わぬ形で病院で再会したときには胸が躍った。

手術の説明中に子どもたちが入ってきたときには驚き、柚希に家庭があるのだと思いショックを受けたが、ふたりの顔を見て自身の幼少期に似ていたのと、柚希の慌て具合からふたりが俺の子ではないのかと思った。

そして偶然柚希の弟と街で会い話を聞くうちに、その憶測が確信に変わった。居ても立ってもいられなくなり、柚希に会いに行き気持ちを伝え続けた。

そしてまたこんな風に共に歩めるようになり、子どもたちや柚希のご両親も俺のことを受け入れてくれたことに対しては、本当に感謝の気持ちしかない。

だからこそ、今度こそ柚希と息子たちを幸せにしたいと心から思う。

どんなことがあっても柚季と息子たちを守っていく。
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