兄の子を妊娠しました。でも私以外、まだ知りません 〜禁断の林檎を残せるほど、私は大人じゃないから〜
プロローグ
今日が、最後と決めていた。
別れを告げなくてはいけない。
私と彼は決して、結ばれてはいけなかった。
神が、それを許さないと、私は知ってしまった。
「やめて……!」
「だめだ、俺から離れるなんて、許さない」
彼はいつものように私の足を開き、彼の分身を入れる。
「あっ……!」
「好きだ、羽奏……!」
彼に与えられる絶頂をこらえながら、私は時を待つしかなかった。
彼が唯一油断をする時間を。
全てを私の中に吐き出した、その後を……。
別れを告げなくてはいけない。
私と彼は決して、結ばれてはいけなかった。
神が、それを許さないと、私は知ってしまった。
「やめて……!」
「だめだ、俺から離れるなんて、許さない」
彼はいつものように私の足を開き、彼の分身を入れる。
「あっ……!」
「好きだ、羽奏……!」
彼に与えられる絶頂をこらえながら、私は時を待つしかなかった。
彼が唯一油断をする時間を。
全てを私の中に吐き出した、その後を……。
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