兄の子を妊娠しました。でも私以外、まだ知りません 〜禁断の林檎を残せるほど、私は大人じゃないから〜
全てが終わったあと、彼は大きなため息をつく。
それからすぐ、私をぎゅって抱きしめてくれる。
「すっごく可愛かったよ、羽奏」
って、耳元で囁いてくれる。
私はそうされるのが、大好き。
このまま、死んじゃってもいいって……思うくらい。
「ねえ、刀馬くん」
「何?」
いつもの私なら、言葉は決まってる。
「大好きだよ」
だけど、今日は違う。
言わないといけない。
「私たち、付き合っちゃいけなかったんだよ」
って。
だって、私たちがエッチするのは……
許されないことだと、知ってしまったから。
それからすぐ、私をぎゅって抱きしめてくれる。
「すっごく可愛かったよ、羽奏」
って、耳元で囁いてくれる。
私はそうされるのが、大好き。
このまま、死んじゃってもいいって……思うくらい。
「ねえ、刀馬くん」
「何?」
いつもの私なら、言葉は決まってる。
「大好きだよ」
だけど、今日は違う。
言わないといけない。
「私たち、付き合っちゃいけなかったんだよ」
って。
だって、私たちがエッチするのは……
許されないことだと、知ってしまったから。