絶体絶命の転生ライフ、カタブツ騎士団長の溺愛にたじたじです ~追放された子猫は愛妻にジョブチェンジ!?~
優しい告白を耳にして、目頭がますます熱を持ち、新しい涙が滲んだ。
……わたしもだよ。
本当は、レリウスさまが他の女性とお付き合いや結婚をするのなんて見たくなかった。
レリウスさまの隣はわたしだけの指定席じゃなくちゃ嫌だった。だけど、わたしじゃレリウスさまの隣には相応しくないって、ずっと自分に言い聞かせてた。
予防線を張って、抱きはじめた恋心に真正面から向き合うのを逃げていた。でもね、ほんとはずっと――。
《ふみゃ(レリウスさま。わたし、ずっとずっとあなたのことが大好きだった……)》
「ルーナ……」
レリウスさまはわたしの想いを、しっかりと汲み取ってくれたようだった。
弾けるような笑顔を浮かべたレリウスさまが、ドアップで迫ってきて……え? 次の瞬間、わたしの口にちょんっとなにかが触れた。
っ!?
もしかして、今のって……わ、わっ、わぁああ~っっ!
……わたしもだよ。
本当は、レリウスさまが他の女性とお付き合いや結婚をするのなんて見たくなかった。
レリウスさまの隣はわたしだけの指定席じゃなくちゃ嫌だった。だけど、わたしじゃレリウスさまの隣には相応しくないって、ずっと自分に言い聞かせてた。
予防線を張って、抱きはじめた恋心に真正面から向き合うのを逃げていた。でもね、ほんとはずっと――。
《ふみゃ(レリウスさま。わたし、ずっとずっとあなたのことが大好きだった……)》
「ルーナ……」
レリウスさまはわたしの想いを、しっかりと汲み取ってくれたようだった。
弾けるような笑顔を浮かべたレリウスさまが、ドアップで迫ってきて……え? 次の瞬間、わたしの口にちょんっとなにかが触れた。
っ!?
もしかして、今のって……わ、わっ、わぁああ~っっ!