絶体絶命の転生ライフ、カタブツ騎士団長の溺愛にたじたじです ~追放された子猫は愛妻にジョブチェンジ!?~
もしかして、ちょっとドキドキしちゃってたのが、内緒にできてなかった!? ……でもさ、もふもふの毛の下で頬っぺたが染まってるのなんて、どうしてわかったの? やっぱりレリウスさまは、わたしのこと魔法で透かし見てるのかなぁ。
「マリウスが『この後は休暇でも取って、数日ゆっくり休むといい』と言ってくれたことだし、有り難く受け入れようじゃないか。ルーナとふたりきりの休暇か、実に楽しみだ」
レリウスさまが満面の笑みで告げる。
だけどその笑顔に、獲物を追い詰める捕食者の余裕みたいなのを感じちゃうのはどうしてだろう。
《みゅぁあ(あ、あのね、レリウスさま? 無理にお仕事をお休みしなくてもいいんじゃないかな。ほら、さっき色々忙しいって言ってたわけだし、ね?)》
「よしよし、かわいいなルーナ。お前も俺と過ごす休暇が待ち遠しか、そうだろうそうだろう。はやく屋敷に帰ろうな。そして帰ったら、もう二度と離さない」
「マリウスが『この後は休暇でも取って、数日ゆっくり休むといい』と言ってくれたことだし、有り難く受け入れようじゃないか。ルーナとふたりきりの休暇か、実に楽しみだ」
レリウスさまが満面の笑みで告げる。
だけどその笑顔に、獲物を追い詰める捕食者の余裕みたいなのを感じちゃうのはどうしてだろう。
《みゅぁあ(あ、あのね、レリウスさま? 無理にお仕事をお休みしなくてもいいんじゃないかな。ほら、さっき色々忙しいって言ってたわけだし、ね?)》
「よしよし、かわいいなルーナ。お前も俺と過ごす休暇が待ち遠しか、そうだろうそうだろう。はやく屋敷に帰ろうな。そして帰ったら、もう二度と離さない」