絶体絶命の転生ライフ、カタブツ騎士団長の溺愛にたじたじです ~追放された子猫は愛妻にジョブチェンジ!?~
ピカンとひとつ光ったと思ったら、わたしの体の中で月の力が膨らんで――。
ぽぽんっ!
《ふみゃっっ(ほんとにこれ以上は、無理ぃ~っっ!)》
わたしは月の手助けによって夜明けを待たずしてネコに変化し、寝室を脱走した。
「なっ!? ルーナ、待ってくれ……!!」
《ふみゃ~っ(いやぁ、レリウスさまのバカ~っ! 変態さんっ!)》
素っ裸で追いかけてくるレリウスさまを撒き、わたしは例の生垣の下の窪みに逃げ込んだ。
ブランケットなしでどうしようかと思ったら、ラッキーなことにレリウスさまに返しそびれていた上着があった。
……ラッキー! これに包まって眠れるね!
えぇっと。板っぱを引き寄せて、出入り口も塞いでと……ぐぅ。。。
こうしてわたしはネコの姿でひとり、久方ぶりの惰眠を貪ったのだった。
ぽぽんっ!
《ふみゃっっ(ほんとにこれ以上は、無理ぃ~っっ!)》
わたしは月の手助けによって夜明けを待たずしてネコに変化し、寝室を脱走した。
「なっ!? ルーナ、待ってくれ……!!」
《ふみゃ~っ(いやぁ、レリウスさまのバカ~っ! 変態さんっ!)》
素っ裸で追いかけてくるレリウスさまを撒き、わたしは例の生垣の下の窪みに逃げ込んだ。
ブランケットなしでどうしようかと思ったら、ラッキーなことにレリウスさまに返しそびれていた上着があった。
……ラッキー! これに包まって眠れるね!
えぇっと。板っぱを引き寄せて、出入り口も塞いでと……ぐぅ。。。
こうしてわたしはネコの姿でひとり、久方ぶりの惰眠を貪ったのだった。