絶体絶命の転生ライフ、カタブツ騎士団長の溺愛にたじたじです ~追放された子猫は愛妻にジョブチェンジ!?~
「はははっ、冗談だ。とにかく俺の人生において、こんなに心満たされて過ごすのは初めてだ。この世にこんなに愛しい存在があるのだと、お前と出会わなければ気づきもしなかったろう。かわいいルーナ、ずっとここにいたらいい。ペロルもやるし、ブラッシングだっていくらだってしてやるぞ」
《みぃ~(え、ペロルいくらだってくれちゃうの? へへへっ~、いくらなんでもそれは太っ腹すぎちゃうよ。それにわたし、ペロルがなくたって、ずーっとここにいるよ。もちろんペロルは、あった方がいいけどさ~)》
なでなで。さすさす。
レリウスさまはわたしの全身にブラシをあて終えてからも、ずっと大きな手で首裏から背中にかけてなでてくれていた。
ふへぇ、いい気持ち~。こっくり、こっくり……。
「俺はたまに、お前がネコでなく人間だったらと頭を過ぎることがある。きっと、俺は人間のお前にも喜んで傅くのだろう」
うーん、レリウスさまがなにか言っているみたいだけど……ぐぅ。。。
《みぃ~(え、ペロルいくらだってくれちゃうの? へへへっ~、いくらなんでもそれは太っ腹すぎちゃうよ。それにわたし、ペロルがなくたって、ずーっとここにいるよ。もちろんペロルは、あった方がいいけどさ~)》
なでなで。さすさす。
レリウスさまはわたしの全身にブラシをあて終えてからも、ずっと大きな手で首裏から背中にかけてなでてくれていた。
ふへぇ、いい気持ち~。こっくり、こっくり……。
「俺はたまに、お前がネコでなく人間だったらと頭を過ぎることがある。きっと、俺は人間のお前にも喜んで傅くのだろう」
うーん、レリウスさまがなにか言っているみたいだけど……ぐぅ。。。