愛しき人
1週間くらいで
僕は退院することができた。


「稜!お前約束!!
昼は好きにしていいけど
夜はバイトだからな!!」

家まで送ってくれた
竜一さんが車の中から
必死な顔でいう。


『え~・・・
 僕病み上がりだよ。』


「知るか!お前が休んだ間
、女の客が減ったんだから
それくらい奉仕しろ!!

・・・明後日からな!
迎えに来るからっ。」


『はい・・はい。』


竜一さんの車が
走り去るのを見ていた・・・



(ありがとう・・・。)









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