【完結】身代わり婚〜私、姉の代わりに結婚します〜
六【コラボ商品のデザイン画】
✱ ✱ ✱
「愛南、明日食事にでも行こうか」
「え? 食事?」
裕太さんと結婚してから、間もなく四ヶ月が経とうしている。
私たちは仲がいいといえば、そうなのかもしれない。世間一般から見たら、普通の夫婦だ。
私と裕太さんは、夫婦になってまだ浅い。けど、少しずつその距離は縮まっているような気がする。
夫婦として、確実に進んできていると感じてきている。
「愛南はどこのお店行きたい?」
「どこって言われても……」
少し考え込んでみるけど、行きたい所が思い付かない。
「じゃあさ、俺の行きたい所行ってもいい?」
裕太さんは私の隣でお肉を焼きながら、そう言ってくる。
「行きたい所、あるの?」
「ああ、あるんだ。行きたい所」
「まあ、そう言うなら」
裕太さんの行きたい所はどこなんだろう?と考えながら、私はおみそ汁を作っていく。
「絶対、愛南も喜ぶと思うよ」
「喜ぶ?」
私が?と疑問に思う。
「そう、喜ぶ所に行こうか」
「どこですか?」
「それは、明日のお楽しみだよ」
裕太さんはお肉に甘辛い照り焼きタレをかけると、そのままお肉に絡めていく。
「愛南、明日食事にでも行こうか」
「え? 食事?」
裕太さんと結婚してから、間もなく四ヶ月が経とうしている。
私たちは仲がいいといえば、そうなのかもしれない。世間一般から見たら、普通の夫婦だ。
私と裕太さんは、夫婦になってまだ浅い。けど、少しずつその距離は縮まっているような気がする。
夫婦として、確実に進んできていると感じてきている。
「愛南はどこのお店行きたい?」
「どこって言われても……」
少し考え込んでみるけど、行きたい所が思い付かない。
「じゃあさ、俺の行きたい所行ってもいい?」
裕太さんは私の隣でお肉を焼きながら、そう言ってくる。
「行きたい所、あるの?」
「ああ、あるんだ。行きたい所」
「まあ、そう言うなら」
裕太さんの行きたい所はどこなんだろう?と考えながら、私はおみそ汁を作っていく。
「絶対、愛南も喜ぶと思うよ」
「喜ぶ?」
私が?と疑問に思う。
「そう、喜ぶ所に行こうか」
「どこですか?」
「それは、明日のお楽しみだよ」
裕太さんはお肉に甘辛い照り焼きタレをかけると、そのままお肉に絡めていく。