初恋エターナル
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あれ、どこだろう。
周りを見渡すと、あのコンビニ。
そこにはカヤも月くんもいなくて。
ただ、私1人だった。
手にはレジ袋を持っていて、何かをコンビニで買ってきたことがわかる。
「なあなあそこの姉ちゃん、こんな夜中にどうしたの〜?」
勝手に体が動く。
自分では体を操れないと言うことがわかったその時。
後ろから、男の人の声が聞こえてきた。
「なんですか」
そういえば、これ……中学の時の……?
そこで思い出す。
私は中学の時、このコンビニの前でヤンキーに絡まれたんだ。
その時の夢、なのかな……?
後ろを振り向くと、3人組の男の人が、私を舐め上げるような目で見ている。
そうだ、この後……。
「気持ち悪いので、やめてもらっていいですか」
気の強かった私は、腕を触ってきた男の人に言い放ったんだ。
「あぁ?なんて口聞いてんだコラ、あ!?」
振り払った手が、また私の腕に絡まりつく。
「や、やめてください」
そこで少しひるんだんだ。
1歩後ずさるも、距離を詰められ、もう1人の男の人に回り込まれた。
「それはひどくね?」
その時だった。
凛とした声が、夜の街に響いたのはーーーーー……。