初恋エターナル
「っは、お前大咲先輩って呼んでんの?ウケる」
「う、うっせ!」
あ、月くんの布団用意しないと……。
ベッドから降りて、言い合いをしている2人の横をすり抜ける。
まだふらふらするなぁ。
そう思いながらタンスを開け、布団を出し始める。
……あれ。
た、確かここにまだ布団の予備があったはずだよね……?
「……おい、どした?」
後ろからカヤの声が聞こえる中、私は凍りつくように立っていた。
布団、今洗濯してるんだった……。