初恋エターナル
「ちっ、なんで俺とお前が」
「は?俺だって兄貴と寝たいわけじゃねーし」
「……2人とも、ほんとにごめんね」
けほけほと咳き込みながら2人の間に割って入る。
と、過保護な2人。
カヤと月くんそろって「寝とけ!」とベッドに押し戻される。
私の家には一応、布団が2枚あったんだけど……。
そのうちの1枚を今洗濯に出しちゃってたんだ。
だから必然的に2人分しか寝床がないわけで……。
愚痴をこぼしながらもカヤと月くんが2人で寝てくれることになったらしい。
申し訳ない気持ちでいっぱい。