初恋エターナル




さっきから私の顔はきっとゆでだこのようだろう。


それもそうだ。



月くんにあんなことを言われたら私だって……。



「どした?月になんか吹き込まれたか?」



目の前で手を振るカヤ。



「ううん、何も。私買い物行ってくる」



真っ赤な顔を隠すために準備を始めた。



月くん……そんなこと言ったら私……。



期待、しちゃうじゃん……。



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