初恋エターナル
数十分後、げっそりしながら床に寝転がった。
無事に着替えさせた私。
よくがんばったよ……。
自分を褒めてあげたいくらいがんばったと思う。
このまま眠れる……。
そう思った瞬間、先ほど脳裏に焼き付けてしまった彼の割れた腹筋を思い出した。
「っ!」
ガバッと起き上がって、真っ赤になっているであろう顔を手で隠す。
うぅ、しっかり見ちゃったよ……。
一瞬で眠気は吹き飛び、逆に体を目覚めさせられた。
「はぁ……お風呂入るか……」
ぐっしょりと濡れて、気持ち悪い。
私は盛大なため息をつきながら、お風呂場に向かった……。