初恋エターナル




「カヤ……大好き」



不安がどうしても隠しきれていないカヤの言葉を遮って、今度は自分からカヤの唇にキスをした。



「随分と積極的だな、俺の姫さんは」



少し頬を赤らめたカヤが笑うけれど、余裕のない瞳で私を見つめる。



「もう1週間後でしょ。カヤだって私に構ってくれなきゃどうするかわかんないもんねー」



「は……、それは許さねーわ」



まだまだ、甘すぎな夜は続きそう___……。





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