初恋エターナル
何度も吹き出しそうになった。
今度は口元をあげたりさげたり……。
その表情があまりにも面白すぎて小さく声をあげて笑ってしまった。
はっ……。
急いでまだ緩み切っている口を閉じる。
カヤ、起きちゃったかな……。
だって面白かったんだもん!
思い出しただけでも笑いそうになる。
ふと時計を見ると、もう3時。
そろそろ布団に入ろうと、ベッドから立ち上がると。
パシッ
「え?」
「……俺の顔で遊んでんなよ」
不機嫌そうな顔をしたカヤが、私の腕を掴んでいた。
「え、え、あ……っと、起きてたんですか…
…」
気まずい……。
目をそらそうとすると、腕を強く引っ張られ、バランスを崩す。
「うぎゃっ」