初恋エターナル
5時に起きて、お弁当作ったのに……。
ボスッと床に落ちているクッションをカヤに投げる。
「いってぇな……んなこと知るかよ」
この人、生意気すぎない!?
私はツンッとそっぽを向く。
「あーそーだ。俺の服、乾いた?」
無視のできない話題に変えられて、渋々と服を干しているベランダへ行く。
「はい」
乾きたての服を渡そうとするけど、振り返ったところにカヤはおらず……。
「へー、お前、こんなヤツ履いたんだな。意
外」
カヤは私の隣で、私の下着をじっと見ていた。
「ばっ……!なにしてるんですか!」
ギャーギャー騒ぎ立てながら、なんとかカヤをベランダから追い出す。
人の下着を……っ!