初恋エターナル
店長は、そう言い残して店の方に戻って行った。
とりあえず、端の方にある背もたれ付きの椅子に座る。
久しぶりに座ったからか、足がなまりのように重いのに気づかされる。
んー……眠い……。
そんなことを思いながら、目をそっと閉じる。
いつのまにか、意識が遠のく。
あぁ、まずい。寝ちゃダメだよ。
体は言うことを聞かない。
「カヤ……」
彼の名を呼びながら……私は、眠りについた。
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
「マジかよ……人いんじゃん。」
そんな声が聞こえたかと思うと同時に近づく足音。
「ん……」
私……何して……。