初恋エターナル
「えーと、今日の夕飯は……っと」
今日の夕飯に必要な食材をカゴに入れていく。
今日はバイトがない日なんだ。
私は今、1人暮らし。前までは弟も一緒に暮らしてたんだけど……。
中学時代、私はいじめられてた。悪口言われる程度なんだけど。
思ってることをズバッと言うタイプだったからきっと、みんなの反感を買ったんだろうな。
まあそんなところで、平和に生きたいと言う理由で、あの中学校から遠く離れた高校に通うことにしたんだ。
寮もあったんだけど、私はこの暮らしの方が良かったから寮には入らなかったんだ。
「このくらいかな」
そうつぶやいて会計へ進む。
時間はそんなに遅くないけど、今は真冬。
日が落ちるのが早いので、外はきっともう真っ暗。