初恋エターナル



「えーと、今日の夕飯は……っと」


今日の夕飯に必要な食材をカゴに入れていく。


今日はバイトがない日なんだ。

私は今、1人暮らし。前までは弟も一緒に暮らしてたんだけど……。


中学時代、私はいじめられてた。悪口言われる程度なんだけど。


思ってることをズバッと言うタイプだったからきっと、みんなの反感を買ったんだろうな。


まあそんなところで、平和に生きたいと言う理由で、あの中学校から遠く離れた高校に通うことにしたんだ。


寮もあったんだけど、私はこの暮らしの方が良かったから寮には入らなかったんだ。


「このくらいかな」


そうつぶやいて会計へ進む。

時間はそんなに遅くないけど、今は真冬。

日が落ちるのが早いので、外はきっともう真っ暗。
< 7 / 262 >

この作品をシェア

pagetop