もう、離れるな 〜地味子×チャラ男の一途すぎる両片思い〜
聞こえないの、あなたの声が
+++——
あれ……?
ここは、どこ?
私は、横になっているの?
何?
体が動かない……。
声が、出ない……。
私……どうしたの……?
「さ……さん!き…………すか!こ……さん!?」
何だろう。
誰かが何かを言っているのはわかるのに。
何を言っているのかわからない。
ちゃんと聞こえない。
私……何があったの……?
今、何が起きてるの?
わからない……!
誰か教えて……誰か……!!
「琴莉!!!」
誰かが、私の手をとってくれた。
首がほとんど動かないから、目だけ動かす努力をしてみた。
そこには、いるはずのない人がいた。
どうしてそこにいるのか、わからない人がいた。
でも私は、どうして?と聞くこともできなかった。
ただただ、困惑の渦の中に飲み込まれているだけ……。
あれ……?
ここは、どこ?
私は、横になっているの?
何?
体が動かない……。
声が、出ない……。
私……どうしたの……?
「さ……さん!き…………すか!こ……さん!?」
何だろう。
誰かが何かを言っているのはわかるのに。
何を言っているのかわからない。
ちゃんと聞こえない。
私……何があったの……?
今、何が起きてるの?
わからない……!
誰か教えて……誰か……!!
「琴莉!!!」
誰かが、私の手をとってくれた。
首がほとんど動かないから、目だけ動かす努力をしてみた。
そこには、いるはずのない人がいた。
どうしてそこにいるのか、わからない人がいた。
でも私は、どうして?と聞くこともできなかった。
ただただ、困惑の渦の中に飲み込まれているだけ……。