幸せなひとときをきみに〜隠れ御曹司の不器用な溺愛〜
オートロックのナンバーを打ち込んでエレベーターに向かう。
「まさか、会社の人に会うとは思わなかった」
はぁ
ため息をついている間にチンと降りる階についた事を知らせる音が鳴る。
部屋の前には180センチの彼が立っていた。
「オートロックの番号よく覚えてたね」
「麻衣の誕生日だろ、普通に覚えてるしアレから何度か通ってる、時間が合わなくてやっと会えた」
「あなたと別れてからずっとここには帰って来てなかったから」
「他に男がいるのか?」
「あなたと一緒にしないで、ところで何か用?疲れているから早く部屋に入りたいんだけど」
清太郎を押しのける形で部屋のかぎを開ける、自分だけ入って扉を閉めようとするとドアをしっかりと押さえられた。
「ちょっと、何?」
ドアノブを引っ張ったがびくともしない。
清太郎との力の差を思い知らされる。
「俺の話も聞いて欲しいんだけど」
「まさか、会社の人に会うとは思わなかった」
はぁ
ため息をついている間にチンと降りる階についた事を知らせる音が鳴る。
部屋の前には180センチの彼が立っていた。
「オートロックの番号よく覚えてたね」
「麻衣の誕生日だろ、普通に覚えてるしアレから何度か通ってる、時間が合わなくてやっと会えた」
「あなたと別れてからずっとここには帰って来てなかったから」
「他に男がいるのか?」
「あなたと一緒にしないで、ところで何か用?疲れているから早く部屋に入りたいんだけど」
清太郎を押しのける形で部屋のかぎを開ける、自分だけ入って扉を閉めようとするとドアをしっかりと押さえられた。
「ちょっと、何?」
ドアノブを引っ張ったがびくともしない。
清太郎との力の差を思い知らされる。
「俺の話も聞いて欲しいんだけど」