俺の恋人のフリをしてほしいと上司から頼まれたので「それは新手のパワハラですか」と尋ねてみたところ
☆☆☆
気が付くと、身体の自由を奪われていた。寝返りを打とうかと思ったけれどそれができないのだ。なんとか重い瞼を開けてみたが、目の前には何も無い。だが、身体をがっちりと拘束されている。後ろから腕がまわって、ぎっちりと抱きしめられている。しかも、臀部に何か硬いものが当たっているような感じがしないでもない。
モニカはその拘束を解くために、もぞもぞと身体をよじってみた。だが、胸の前にある腕は重くて、解けそうにもない。仕方ないので向きを変えようと思った。なんとか身をよじって、左腹が下になっている状態から、右腹を下にする状態へ。
「……ひっ」
わかってはいたが、目の前にはカリッドの顔が。しかもぐっすりと眠っている様子。だけど下腹部に触れる、何か硬い物。モニカは少し腰を引いた。それに触れてはならないような気がしたから。
気が付くと、身体の自由を奪われていた。寝返りを打とうかと思ったけれどそれができないのだ。なんとか重い瞼を開けてみたが、目の前には何も無い。だが、身体をがっちりと拘束されている。後ろから腕がまわって、ぎっちりと抱きしめられている。しかも、臀部に何か硬いものが当たっているような感じがしないでもない。
モニカはその拘束を解くために、もぞもぞと身体をよじってみた。だが、胸の前にある腕は重くて、解けそうにもない。仕方ないので向きを変えようと思った。なんとか身をよじって、左腹が下になっている状態から、右腹を下にする状態へ。
「……ひっ」
わかってはいたが、目の前にはカリッドの顔が。しかもぐっすりと眠っている様子。だけど下腹部に触れる、何か硬い物。モニカは少し腰を引いた。それに触れてはならないような気がしたから。