私(俺)の不器用な愛情表現
引退
女子も男子も全ての学校がゴールした。
着替えてテントに戻ると
「お疲れ様です!」
「お疲れ!」
煌くんがいた。
私を待ってた。訳じゃないよね。
「6分台おめでとうございます。」
「ありがとう!煌くんのおかげだよ。おかげでプレッシャーにならずに走れたから。」
それに、色んな人を見ても弱気にならずに済んだ。
「良かったです。俺も自己ベスト更新しましたよ!」
「うん!おめでとう!!」
そう言って笑い合った。