私(俺)の不器用な愛情表現



「なんでもないです。」


そう言って笑ったけど、さっきの言葉が頭から離れない。



どういうことなんだろう?



「ま、何書くか楽しみにしていてください!」

「はいはい。」


なんて興味無さそうに返事したけど、内心めちゃくちゃ楽しみにしてる!



煌くんは私に言うと自分の席に戻って行った。


「なぁ、美麗。」

「ん?どうかした??」

「あの、2年の人、絶対美麗のこと好きだよな?」


あー、そうだった!


綺羅は結構そういう事に敏感なんだよね!



「えー?そんなことないと思うけど?」

「いや、絶対そうだ!美麗、自覚待てよ?美麗は結構可愛いんだから!」
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