私(俺)の不器用な愛情表現
変わり始める未来
ゴール地点に着くと、はるちゃんが待っていた。
「お疲れ様です!」
その笑顔、好きだよ。
「ありがとう!はるちゃんもお疲れ様。」
「ありがとうございます。あ、合田先輩の走りみました?」
「見たよ。さすがだよね。」
「はい!エースって感じが出てました!!」
うんうん。エースでキャプテンだよ?
「なーに、俺の話で盛り上がってるんですか?」
「べっつにー?」
噂をすればと現れた煌くんに嫌味っぽく言った。
「うわー、早速ツンデレ発動してるじゃないですか。」
「なんですってー?!」