私(俺)の不器用な愛情表現



「きっと、嫌われてるって思ってただろうな〜。」


前の煌くんなら。きっと!



それでも、私のことを好きでいてくれてた。



「合田先輩は、きっとわかってたと思います。」


そう言ったはるちゃんは。


だって、今こうやって話してるし。



美麗ちゃんのことを分かってくれてるじゃないですか。



って言うように笑っていた。



「ありがとう。来年の合唱祭、見に行くからね!」

「楽しみにしてます!」

「うん。」


来年の6月に会うことを約束して私たちは解散した。
< 188 / 511 >

この作品をシェア

pagetop