私(俺)の不器用な愛情表現



「一つだけ教えてあげる。」

「はい?」

「煌くんが会いに来なかったら、うちからきっと理由つけて会いに行ってたよ。」


というか、そうしてたんだけどね?



友達の係の仕事を手伝ってたのは、煌くんに会える確率が高くなるからだったし。




「本当ですか?」

「ホント!考えることは同じだったみたいだね?」


それが嬉しくて、更に自分の気持ちを認められなかった。
< 229 / 511 >

この作品をシェア

pagetop