私(俺)の不器用な愛情表現
「…なんで知ってるの?」
「先輩のことならなんでも!知ってますよ?」
「それは絶対ない!」
「知ってます?この世に不可能と絶対って言葉は無いんですよ。」
「煌くん。不可能はあるよ。」
「ないですよ!いずれ、どこでも○アもタイムマシンだってできちゃいますから。」
それはきっと、何十年と後だよ。
私達はもう死んでるかも。
「その未来、見てみたくないですか?」
それは、『俺と。』と言いたげな笑顔だった。
「あいにく、そこまで長生きはしたくない。」
ここで易々と、「見たい!」っていう私ではない。