私(俺)の不器用な愛情表現



「大丈夫です。先輩、きっと救うことができますから。もう一度夢を見たら。親友さんを抱きしめて、辛かったね。って言ってあげてください。」

「…え?」

「精神的なものから来るものなら。自殺行為は辞めさせれます。時間はかかるけど。きっと、その人も先輩が傍にいたら。大丈夫です。」

「どっちかを選ばなくちゃいけなくなったら?」

「バカですか?」

「なっ!またバカって言った!!」

「そんなの、どっちも大切なんですから、どっちも選べばいいじゃないですか!あなたの大切な人達はそれさえも許さない傲慢な人ですか?」

「違うから!侮辱しないでくれる?」

「クス。じゃあ、良いじゃないですか!」


そうだったね。


2人は私の味方なんだった。
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