私(俺)の不器用な愛情表現
この時は、何もかも輝いてて。
なんでも手に入る気になってた。
私たちは普通に生活して普通に年取って死ぬんだと思ってた。
でも、この世の中はあまりにも汚くて、汚い人間がうじゃうじゃいたんだよね。
「みーちゃん。」
「んー?」
「何があっても味方。だから、何かあったら!すぐに言ってね。」
「ふふっ。美麗ちゃん、急に何言ってんのー?おかしな美麗ちゃん。」
こんなにも優しくて、いい子で。
癒しなみーちゃんが!
自分を傷つけていいはずがない!
こっち側の人間になっちゃだめ。
私みたいに、自分を認められない。
そんな人間にはならないで。