私(俺)の不器用な愛情表現



「煌くんは、凄いオーラ放ってるんだけど。」

「はい。」

「笑ってる時と、走ってる時。普段の時と違うよね。」

「そうなんですか?」

「うん。普段は暗いというか、近寄り難い感じで。笑ってる時は太陽みたいに眩しくて。走ってる時は、エース感というか。頼りになる感じがオーラに出てる。」



それが、またまた良いと思ってるのは内緒だけど。



「先輩、俺のこと見すぎじゃないですか?」

「ち、違うから!」

「まぁ、俺は先輩のことずっと見てますし。なんなら、心の中で他校でも応援しますよ。」

「うちは、他校でも。ちゃんと煌くんファイト!って、応援するよ?」
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