私(俺)の不器用な愛情表現
私は中学校の前にある庁舎の駐車場でみんなが出てくるのを待った。
はるちゃんとは約束していたのもあって。
1番先に出てきた。
そして、私に気づいて手を振ると走って来た。
「美麗ちゃん!!お久しぶりです。」
そう言うと、はるちゃんはとびきりの笑顔を見せた。
「久しぶり!はい、これ。手紙!」
「ありがとうございます!私も持ってきましたよ!どうぞ。」
「ありがとう!」
手紙を交換すると
「そう言えば、合田先輩とどうですか?」
「もう、マイペースだよ。春休みの時なんて、強制参加って感じで練習呼ばれたりして。」