私(俺)の不器用な愛情表現
第7章
会えない
11月3日の祝日の日。
去年から出場し始めてる、ロードレースに向かう時だった。
予定していた出発の時刻よりも、30分遅めた。
そしたら、途中で走っている人がいて。
誰だろうと思っていたら、煌くんだった。
そう言えば、前の時もそうだった。
ていうか、遭遇率。
煌くんも気づいていたのか、前回と同様に目が合った。
煌くんって目が悪いのに見えたのかな?
もしかして、視力まで私と同じとか言わないよね?