私(俺)の不器用な愛情表現



「俺たち、似てますからね。」

「そうだね。」


いつしか、大切な存在になってた。



守りたいって。



守ってもらうばかりは嫌。



「うちは、煌くんは大切な人だし。守りたいってずっと思ってるよ。」

「クス。じゃあ、約束の日に俺がどんな思いだったかも話しますね。覚悟しててください。」


きっと、怒られるんだろうね。



勝手に1人で2人の未来を決めるなって。



そうやって、遠ざけるのは。



俺以外の人にしてくださいって。



何度も何度も。



あなたの元に帰りたくなった。



だけど、怖かった。



それに、私以外の人と幸せになれるって信じてた。


< 427 / 511 >

この作品をシェア

pagetop