私(俺)の不器用な愛情表現
デート?
3月7日
【中期試験終わりました!】
午後になって、そう煌くんからメールが届いた。
【お疲れ様!受かってるといいね!!】
【まぁ、正直どこでもいいんですけど。先輩と同じ学校は無理ですし。】
そうだよねー。
【てことは!無意味に1年生のクラス表を見て煌くんの名前を探さなくてもいいわけだ?】
そうなんです!
前の時は何度もいないか名前を探してました。
【探そうと思ってたんですか?】
【いないって分かってるけど、最後の悪あがき!】
【諦めも肝心ですよ。】
【もう!しないからいいでしょー?】
1度したんだけどね?
同じ学校で。部活に早く行って、煌くんが待ってて。
煌くんのふざけた話を聞くっていうのに憧れてたんだもん。