私(俺)の不器用な愛情表現



「すごい!」

「言ったじゃないですかー!はい、これ先輩にあげます。」

「え!ありがとう。でも、悪いしお金」


払うって言おうとしたところで


「ダメです!俺からのプレゼントなんで。日頃の感謝を込めて。」

「うちも煌くんに感謝しきれないくらいいっぱい貰ってるのに。何にもしてないし悪いよ!」

「良いんですよ!俺がしたくてしてるんですから。…そこまで言うなら。またデートに誘ったら来てくれますか?」

「そんな事でいいの?」

「俺は!そんな事じゃないんですよ。」


そう言った煌くんは少し照れてるのか顔が赤くなっていた。
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