私(俺)の不器用な愛情表現



「めちゃくちゃ速い人ですよね!って声掛けられた時に気づくべきだった。」


もう、私はちゃんと煌くんの隣に並べたんだって。


「もっと前から。俺たちは隣に並べてましたよ。必ず、駅伝の表彰の時に俺たちは隣でしたからね。」

「そうそう!あれはビックリ。2回とも隣だったよね。」

「この時間が止まったら。って思ってました。」


だけど、そうはならない。


時間は早く進むものだから。



「ていうか、煌くん友達多すぎ!」

「先輩は少ないけど、深く付き合ってますよね〜。」

「その中に煌くんも入ってるよ。」
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