私(俺)の不器用な愛情表現



「ありがとう!そうかな?合田くんに比べたら全然だよ。」

「俺の方が全然ですよ!犬飼先輩の方が凄いです。K高にして良かったですか?」

「そんなことないって!うん、良かったよ!お兄ちゃん2人がここで勉強して走ってたのかーって思うとね。」


私の知らない、2人を感じれる気がして。


「え、お兄さん1人じゃないんですか?」

「うん!2人だよ。合田くんが知ってるのは長男。次男は、昔はえなりか○きさんに似てたんだよ。」

「そうなんですね。全然想像できません。」

「だろうね。」

「あ、時間取らせてすいません。それじゃ、頑張ってくださいね!」

「ありがとう!」


そう言って私達は別れた。



だけど、ちょっとあの頃にしては積極的やしないかい?合田くんや。


< 471 / 511 >

この作品をシェア

pagetop