私(俺)の不器用な愛情表現
そうじゃないかなって思ってた。
私の全てを知っても離れていかない人。
「1つ聞いてもいい?」
「はい。」
「何でこんな私に皆と同じように振る舞うの?」
ずっと思ってた。
何でこんな私のことを好きになるのか。
だって、部活の殆どの人から嫌われてたのに。
「さぁ、何ででしょうね?」
合田くんは、いつものように笑った。
私はね?あなたに相応しくない!ってずっと思ってたの。
それが原因であなたを苦しめた。
あなたを死なせてしまった。
だけど、今でも相応しくないって思ってるの。
「先輩は何故俺と話そうと思ったんですか?」
「…知りたかったから。」